看護の現場

仕事の流れや、メリット・デメリットを確認!透析看護師の1日

キービジュアル

透析看護師の1日

1日の仕事の流れを見てみよう!

ここでは、日勤の場合の1日の仕事の流れをご紹介します。

 

[8:20]クリニックに出勤→着替え、身だしなみを整える
[8:30]業務開始!まずは機器の準備(プライミング)
[8:45]患者さん入室(事前に体重や血圧の測定済み)・申し送り・患者さんの状態確認
[9:00]患者さんへ穿刺し、透析開始!
[10:30]バイタルチェック
[11:00]ミーティング(患者さんの状態について)
[11:30]バイタルチェック
[12:00]患者さんの昼食
[12:30]看護師のランチタイム(2チームに分かれて30分で交代)
[13:00]返血
[14:00]終了した患者さんから退室→記録・ベッド準備
[15:30]休憩(30分)
[16:00]記録・勉強会・次の透析のフォローなど
[17:00]業務終了!

 

おおまかな1日の流れは以上のようになっています。透析中は血圧低下がないか、気分の悪くなった患者さんがいないかなど、細かく目を配ることが大切。それ以外にも、病気についての相談をはじめ雑談なんかもしています。ほぼ1日おきに出会う患者さんなので、もう顔見知りばっかり。よほど気難しい患者さんでなければ、看護師としても気楽なおしゃべりを楽しめます。1回に4時間ほどの時間がかかるため、少しでも心地よく過ごしてもらうことが看護師の仕事だと私は思っています。

透析看護師の仕事の特徴とは?

あなたの透析看護師のイメージってどういうものですか?一般的な悪いイメージとしては、看護業務が少ない・機械を扱うのが難しそう・患者さんと気が合わないと大変…といったものがあるようです。でも、業務内容や機械の取り扱いについては、逆に考えれば専門性が高いってことが言えますよね。透析治療を受けている患者さんは腎不全を患っています。その病態や生活指導など、治療についての知識を一貫して身に付けられるって、メリットではないですか?私は経験から、それを実感しています。
また、嬉しい特徴としては、残業が少ない・夜勤なし・日曜祝日はお休み、ということがあります。しかも、透析看護師はお給料が比較的高いということも多いようです。病院やクリニックなどの待遇にもよりますけどね。
こういった特徴から、透析看護師はママさん看護師に人気です。未経験者のサポートが丁寧ということもあり、出産や育児でブランクのある看護師の復職先として選択しやすいのだと思います。

おすすめ記事ピックアップ

ようこそ

透析専門クリニックの勤務年数10年の看護師が、透析について熱く語っています。
透析に興味のある方、転職を考えている方の参考になれば嬉しいです!